コーポレートサイトに必要なページとは?基本構成と掲載内容

コーポレートサイトに必要なページとは?基本構成と掲載内容

多くのコーポレートサイトに共通する基本の5ページと、目的別に追加を検討したいページの掲載内容を解説します。会社概要・お問い合わせ・採用情報など、自社のサイトに必要なページが揃っているかを確認できます。陥りやすい失敗パターンも紹介します。

目次

次のような悩みを抱える方が多いのではないでしょうか。

  • コーポレートサイトを作る(リニューアルする)ことになったが、どんなページを用意すればいいかわからない
  • 「とりあえずサイトはある」状態で、ページが足りているのか、逆に不要なものがないか判断できない
  • 制作会社との打ち合わせで「どんなページが必要ですか?」と聞かれても答えに詰まる

この記事では、多くのコーポレートサイトに共通する基本の5ページと、目的別に追加を検討したいページ、陥りやすい失敗パターンを解説します。これからコーポレートサイトの作成やリニューアルを考えている方はぜひご覧ください。

コーポレートサイトとは?

コーポレートサイトとは、特定の商品・サービスではなく、会社そのものの情報を包括的に伝える公式サイトのことです。会社の実在性・事業内容・信頼性を伝え、採用・取引・問い合わせなど、あらゆる目的の入り口としての役割を持ちます。

この役割を果たすうえで、業種や事業内容にかかわらず多くの会社に共通するのが、ここから紹介する5ページです。

コーポレートサイトの基本的な構成要素

多くのコーポレートサイトに共通する基本のページは、トップページ・会社概要・事業内容やサービス紹介・お問い合わせ・プライバシーポリシーの5つです。ここからはこの5ページについて、ひとつずつ解説しますので、自社のサイトと照らし合わせながらチェックしてみてください。

1. トップページには会社の全体像と各ページへの導線を載せる

トップページの役割は、初めて訪れた人に会社が何をしているのかを短時間で伝え、次に見るべきページへ導くことです。会社やサービスの特徴が伝わる一言に加えて、事業内容・会社概要・採用情報・お問い合わせへの導線を用意しておきましょう。

余裕があれば、実績の抜粋や最新のお知らせを追加で載せると、動きのあるサイトという印象を与えられます。すべての情報をトップページに詰め込まず、詳細は各ページに譲るのがポイントです。 初めて訪れた人が、次に何を見ればよいか迷わない構成を意識しましょう。

2. 会社概要には基本情報をまとめる

会社概要は、会社名・所在地・設立年月・代表者名・事業内容の5項目が最低限の情報です。これらは、初めて訪れた人が会社の基本情報や信頼性を確認する材料になります。

資本金・従業員数・役員・許認可・主要取引先・沿革・アクセス情報なども、信頼性をより高めたい場合には追加で載せると良いでしょう。住所や代表者に変更があった場合は、速やかに情報を更新しましょう。古い情報のまま放置すると、かえって不信感につながることがあります。

3. 事業内容・サービス紹介は読者目線で伝える

事業内容のページは、対象となる顧客→顧客が抱えている課題→提供する商品・サービス→サービスの特徴や選ばれる理由→実績や事例→問い合わせや詳細ページへの導線の順で説明すると、読者が内容を理解しやすくなります。

専門用語や社内でしか通じない言葉だけで説明すると、初めて訪れた人には内容が伝わりにくくなります。 誰のどんな悩みを解決するサービスかが伝わる言葉を選びましょう。

4. お問い合わせフォームは項目のバランスを考える

お問い合わせフォームの基本的な入力項目は、会社名・氏名・メールアドレスまたは連絡先・お問い合わせ内容の4つです。必須項目を増やしすぎず、必須項目と任意項目を明確に分けることが、回答のしやすさにつながります。

問い合わせの目的によって、項目を調整するのも一案です。営業相談・採用・取材など目的が大きく異なる場合は、フォームを分ける方法もあります。送信後の流れや返信の目安を伝えておくと、問い合わせた側も安心して待てます。

5. プライバシーポリシーには個人情報の取り扱いを明記する

お問い合わせフォームなどで個人情報を取得する場合は、プライバシーポリシーを通じて取得する個人情報・利用目的・第三者提供の有無・安全管理に関する考え方・問い合わせ窓口を明示する必要があります。あわせて、アクセス解析ツールなど外部サービスの利用についても、訪問者への透明性を確保する観点から記載しておくことが推奨されます。

他社の文章をそのままコピーするのではなく、個人情報保護委員会などが公開する情報を参考にしながら、自社の実際の運用に合わせて作成しましょう。内容に不安がある場合は、弁護士など専門家に確認することも検討しましょう。(参考:個人情報保護委員会

なお、これらのページの文章は、社内で下書きしてからWeb制作会社に整えてもらう進め方も、最初からWeb制作会社に任せる進め方もあります。社内に文章を書ける担当者がいるかどうかで、どちらが自社に合うかを判断すると良いでしょう。

目的別に追加を検討したいページは?

基本の5ページに加えて、自社の目的に応じて追加を検討したいページもあります。すべての会社にすべてのページが必要なわけではなく、目的と更新できる体制に合わせて選ぶことが大切です。

目的 追加を検討するページ
採用を強化したい 採用情報、社員紹介、働く環境、選考フロー
会社の信頼性を高めたい 実績、お客様の声、代表メッセージ、沿革
サービスへの問い合わせを増やしたい サービス詳細、料金、導入事例、FAQ、資料ダウンロード
継続的に情報を発信したい ニュース、ブログ、コラム
株主や投資家への情報開示が必要 IR情報

このうち、特に問い合わせや採用の獲得につながりやすい3つのページについて、掲載内容を詳しく見ていきます。

1. 採用を強化するなら「採用情報」ページを追加する

採用情報ページには、募集職種・仕事内容・応募条件・求める人物像・働き方・勤務地・給与や福利厚生・選考フロー・社員の声・チームや職場の写真・入社後に期待される役割を載せます。

給与や制度だけでなく、実際に働く環境や入社後のイメージが伝わることが重要です。 社員のコメントや働く様子が伝わる写真を1つでも載せると、他社との違いが伝わりやすくなります。

2. 会社の信頼性を高めるなら「実績・お客様の声」ページを追加する

実績や事例は、顧客が抱えていた課題→自社が提供した内容→実施後の成果→顧客の感想の順で紹介すると、内容が伝わりやすくなります。

導入社数・継続率・改善率・期間など、数字で示せる情報があれば具体的に紹介しましょう。数字や社名を公開できない場合は、業種や企業規模などを使って匿名化する方法もあります。 顧客名・ロゴ・成果・コメントなどを掲載する場合は、事前に掲載許可を得ておきましょう。

3. 問い合わせのハードルを下げるなら「FAQ」ページを追加する

FAQ(よくある質問)ページには、料金や納期などの疑問を事前に解消できる点、問い合わせ前の不安を減らせる点、自社に合うサービスか判断しやすくなる点で、訪問者にとってのメリットがあります。

企業側にも、同じ質問への回答負担を減らせる、問い合わせ内容を具体化しやすくなる、商談前の認識違いを減らせるといったメリットがあります。FAQの内容は想像だけで作らず、実際の問い合わせや営業担当者への質問をもとに作成し、定期的に更新しましょう。

自社にどのページが必要か、優先順位も含めて判断がつかない場合は、まずRabeeにご相談ください

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コーポレートサイトの情報を整えることが、SEO(検索エンジン最適化)・AIO対策の土台になる

各ページの情報を正確かつ整理された状態で保つことは、読者にとっての分かりやすさだけでなく、検索エンジンやAI検索から自社の情報が正しく理解されるための土台にもなります。会社概要・事業内容・実績などの情報が正確で最新の状態に保たれていることは、通常の検索順位はもちろん、生成AIが自社の情報を理解し引用する際にも重要です。

特にAI検索への対応(AIO)は、今後さらに重要性が高まっていく領域です。 AIOの考え方や具体的な対策については、AIOとは?SEO(検索エンジン最適化)との違いと今すぐ始められる対策を解説で詳しく解説しています。

コーポレートサイトのページ構成で陥りやすい失敗パターン

ページ構成を決めるときには、いくつか陥りやすい失敗パターンもあります。

1. プライバシーポリシーを他社の雛形のまま流用してしまう

他社のプライバシーポリシーをそのままコピーして使ってしまうケースがあります。専門的な内容で自社での作成が難しく、公開されている他社の文面を参考にするうちに、そのまま流用してしまうのが主な原因です。

取得する個人情報・利用目的・外部のアクセス解析ツール・広告配信サービス・問い合わせ管理サービス・第三者提供の有無は会社によって異なるため、自社が実際には行っていない記載が残っていたり、逆に必要な記載が抜けていたりすると、実態と合わない内容になってしまいます。個人情報保護委員会などが公開する情報を参考にしつつ、自社の実際の取り扱いに合わせて作成しましょう。

2. ページを増やしすぎて更新が止まってしまう

目的別ページを一度に増やしすぎて、更新が追いつかず放置されてしまうケースもあります。「あれもこれも載せたほうがよさそうだ」という気持ちが先行し、運用の体制を考えずにページ数を増やしてしまうのが主な原因です。

情報が古いままだと、現在も同じサービスや体制なのか判断しづらくなることがあります。 ページを追加する前に、誰が更新するかを決めておくと、こうした状態を防ぎやすくなります。更新できないページは無理に作らず、複数の内容を1ページにまとめる方法もあります。

3. 採用情報を求人票の内容だけで済ませてしまう

採用情報ページを、求人票や会社概要の文章を流用するだけで済ませてしまうケースがあります。採用を優先度の低い後回しの業務と捉え、時間をかけずに済ませようとするのが主な原因です。

求人票の流用だけでは、実際の仕事内容・チームの雰囲気・働き方・入社後に期待される役割・活躍する人物像・成長イメージが伝わりません。実際に働く人の声や写真を1つでも加えると、他社との違いが伝わりやすくなります。

コーポレートサイトに関するQ&A

Q1. コーポレートサイトとサービスサイトの違いは何ですか?

コーポレートサイトとサービスサイトは、対象・目的・主な掲載内容が異なります。サービスサイトとは、特定の商品・サービスに特化したサイトのことです。LP(ランディングページ)のように1ページで完結する場合もあれば、複数ページで構成される場合もあります。

観点 コーポレートサイト サービスサイト
対象 会社に興味を持つ人全般 特定の商品・サービスに関心がある人
目的 会社全体の信頼性や全体像を伝える 商品・サービスへの問い合わせや申し込みにつなげる
主な掲載内容 会社概要・事業内容・採用情報など 商品の特徴・料金・導入事例など

どちらを優先するかは、自社の事業内容や集客方法によって異なります。両方を運用する会社もあれば、コーポレートサイトを軸に必要なページを整えるところから始める会社もあります。

Q2. 小さな会社でも採用情報ページは必要ですか?

採用の予定がない場合、無理に採用情報ページを作る必要はありません。ただし、将来的に採用を考えている場合は、会社紹介文・仕事内容・働く環境の写真・社員コメント・募集時に必要な条件を準備しておくと、いざというときに慌てずに済みます。

採用を終了した場合は、募集内容を更新するか非公開にするなど、情報が古いまま残らないようにしましょう。

Q3. ページ数が少ないと検索に不利になりますか?

ページ数の少なさ自体が、検索順位に直接不利になるわけではありません。それよりも、各ページが読者の疑問に答えているか・必要な情報が不足していないか・情報が正確で最新かが重要です。ページ数を増やすこと自体を目的にしないことが大切です。(参考:Google検索セントラル

まとめ

ここまでの内容で、自社のコーポレートサイトに必要なページと、載せておきたい内容の目安は掴めたはずです。次のポイントを振り返ってみましょう。

  • まずは、多くの会社に共通する基本の5ページが揃っているかを確認する
  • サイトの目的に応じて、追加するページを検討する
  • 更新できる体制も踏まえて判断する

Rabeeは、コーポレートサイトの企画・制作に強みを持つWeb制作会社です。具体的なページ構成やサイトマップの作成、自社に合わせた追加ページの判断は、自社だけで進めようとせず、ぜひRabeeにご相談ください。

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