2026-11-06 に公開されます
「会社のホームページのお知らせを1行変えたいだけなのに、自分ではできない」。ホームページの担当になって、こんな経験をしていませんか。この記事では、会社のホームページを自分で更新できない原因の見分け方と、原因ごとの対処法を解説します。
ホームページの担当になったとき、次のような悩みを抱える方が多いのではないでしょうか。
更新できない理由が分からないと、「自分の使い方が悪いのかな」「リニューアル(作り直し)するしかないのかな」と不安になりますよね。自分で更新できない原因は、大きく分けて「ログインできない」「編集できない」「自分で更新できる仕組みになっていない」の3つです。 原因が分かれば、自分でできることと、制作会社に頼むことがはっきりします。
※管理画面とは、Webサイトやシステムの設定・データ管理を、管理者が行うための専用の操作画面のことです。WordPress(ワードプレス)やStudio(スタジオ)などのCMS(コンテンツ管理システム)では、専門知識がなくても文章や写真を更新できる編集画面が備わっています。
当てはまるものが分かったら、このあとの説明で対処法を確かめましょう。
ログイン画面のURLやIDを受け取った覚えがなければ、管理画面がないケースかもしれません。その場合は、このあとの「ホームページが、自分で更新できる仕組みになっていない場合」を確かめましょう。
ログインできないのは、ログインに必要なIDとパスワードが、社内に残っていない状態です。たとえば、前の担当者の個人メールアドレスで登録されていると、退職後にIDやパスワードが誰にも分からなくなります。この原因なら、ログイン情報を取り戻せれば、ホームページをリニューアルしなくても解決できます。
登録メールアドレスを社内で受け取れるなら、ログイン画面からパスワードを再設定できます。前の担当者の個人メールアドレスで登録されている場合は、再設定のメールが届きません。
社内にほかの管理者アカウントがあれば、そちらから登録メールアドレスを会社のアドレスに変えましょう。ない場合は、まず制作会社に相談しましょう。WordPressであれば、サーバーの管理会社に相談する方法もあります。StudioやWix(ウィックス)などの作成ツールを使っている場合は、契約しているプランや状況によって、各サービスのサポート窓口に問い合わせてみるのもひとつの方法です。
今後同じことが起きないように、登録メールアドレスは、会社で共有しているアドレスにしておくと安心です。
編集ができないのは、ログインはできても、設定や契約の決まりで編集が制限されている状態です。ホームページの作りそのものに問題があるわけではありません。決まりを変えてもらえれば、今のホームページのまま自分で更新できる可能性があります。
アカウントの権限は、アカウントごとに「どこまで編集できるか」を決める設定です。たとえばWordPressでは、管理者や編集者など、編集できる範囲が違う複数の権限が用意されています。自分のアカウントで「会社概要」などのページが編集できるか、実際に試してみましょう。 編集できなければ、権限を広げてもらえないか制作会社に相談しましょう。
参考:WordPress.org「Roles and Capabilities」(2026年9月2日更新) https://wordpress.org/documentation/article/roles-and-capabilities/
制作会社との保守契約は、公開後の更新や不具合の対応を、制作会社に任せる約束のことです。契約によっては「更新は制作会社が行う」と決まっていて、社内では更新できないことがあります。契約書を確かめ、自分たちで更新したい場所があれば、契約を見直せないか相談しましょう。
自分で更新できる仕組みになっていないのは、ホームページを制作した際に、変更したい箇所を管理画面から編集できるように作っていない状態です。たとえば、管理画面で更新できるのは「お知らせ」だけで、トップページや採用情報は、HTML(ホームページの中身を記述する専門的なコード)を書き換えないと変更できない、というケースです。この場合は、管理画面の使い方を覚えても解決しません。 自分たちで編集できる箇所そのものを、制作会社に増やしてもらう(改修してもらう)必要があります。
そもそも管理画面がないホームページもあります。HTMLで直接作られている場合、文章を1行変えるだけでも、専門知識のある人がファイルを書き換える必要があります。制作会社から管理画面のURL(ログイン画面のアドレス)やログインIDを受け取った覚えがなければ、このケースかもしれません。
この場合は、管理画面を新たに組み込む改修が必要です。今のデザインを生かして組み込める場合もありますが、改修の範囲が大きいときは、リニューアルしたほうが結果的に早いこともあります。
更新したい箇所の書き出しは、制作会社に相談する前の事前準備です。今後変更したい箇所を思いつく限り書き出し、それぞれ「どれくらいの頻度で更新したいか」も添えましょう。
あらかじめ整理しておくことで、制作会社へ要望が正確に伝わりやすくなります。
リニューアルは、自分たちで更新しやすい仕組みを取り入れ、ホームページを新しく構築する方法です。更新したい箇所が多い場合、編集できる箇所を少しずつ追加していくと、そのたびに改修費用がかかるため、まとめて見直したほうが割安になることもあります。更新したい箇所が多く、頻度も高いのであれば、全面的なリニューアルも選択肢に入ります。
反対に、変更したい箇所が少なく、たまに手を入れる程度であれば、制作会社に都度修正を依頼する運用でもよいでしょう。どちらがお得かは、リニューアル費用と1回あたりの修正依頼費用を比較して判断するとスムーズです。
「スマホで見づらい」「掲載内容が全体的に古い」といった他の課題もあるなら、リニューアルのタイミングでまとめて改善できます。
ホームページ制作にかかる費用の目安は、「コーポレートサイト制作の費用相場は?小規模・中小企業向けに目的別で解説」で解説しています。リニューアルの進め方は、「Webサイトリニューアルのやり方は?進め方の5ステップとパートナー選びのポイント」で紹介しています。
原因や対処法が分からない場合は、制作会社に以下の点を確認してみましょう。現状の把握と、改修にかかる費用の目安が明確になります。
制作会社と連絡が取れない場合は、現在のホームページの保守・改修を依頼できる窓口がない状態です。 リニューアルも含めて、別の制作会社に相談するのもおすすめです。制作会社の選び方は、「伴走してくれる制作会社とは?相談から公開までの進め方を解説」で紹介しています。
その際は、ドメインとサーバーの名義を事前に確認しておきましょう。名義が元の制作会社のままだと、名義の変更に制作会社の協力が必要です。連絡が取れないままだと、今のドメインを使い続けられなかったり、検索での評価を新しいホームページへ引き継げなかったりすることがあります。
更新しやすいホームページは、更新したい箇所を、専門知識がなくても管理画面から編集できる仕組みになっています。そのためには、制作する前に「何を、誰が、どれくらいの頻度で更新したいか」を決めておくことが大切です。
たとえば、Rabeeは自社のコーポレートサイトでも、実績やサービスの紹介を、独自に開発した管理画面から更新しています。また、手がけたクリニックサイトのリニューアルでは、WordPressからStudio(専門知識がなくてもホームページを作れるサービス)へ移し、お知らせ・ブログ・診療状況の表示を備えた形にしました。公開後は、院内のスタッフが、お知らせや診療状況を自分たちで更新できるようになりました。
原因が分からない段階でも、お気軽にご相談ください
お問い合わせはこちらホームページを自分で更新できない原因は、大きく分けて「ログインできない」「編集できない」「自分で更新できる仕組みになっていない」の3つです。ログインできない、編集できないという場合は、登録メールアドレスや権限、契約を見直せば、今のホームページのまま自分で更新できる可能性があります。
自分で更新できる仕組みになっていない場合は、更新したい箇所が少なければ制作会社に編集できる箇所を増やしてもらい、多ければリニューアルも検討しましょう。まずは更新したい箇所と頻度を書き出すことから始めると、制作会社とも話を進めやすくなります。
まず、編集画面で「公開」や「更新」のボタンを押したか確かめましょう。下書き保存のままだと、ホームページには反映されません。
ボタンを押しても古いままなら、ブラウザ(ホームページを見るためのソフト)に、前の表示が残っている「キャッシュ」が原因の場合があります。ページを強制的に再読み込み(MacはCommand+Shift+R、WindowsはCtrl+F5)するか、時間をおいて確認してみてください。時間をおいても変わらない場合は、サーバー側にも古い表示が保存されていることがあるため、制作会社に確認してみましょう。
編集できる箇所を少し増やすだけなら、今のホームページのまま対応できることがあります。費用は、増やしたい箇所の数や今のホームページの作りによって変わるため、まずは制作会社に見積もりを頼みましょう。ホームページ制作にかかる費用の目安は、「コーポレートサイト制作の費用相場は?小規模・中小企業向けに目的別で解説」で解説しています。
リニューアルでページの住所(URL)が変わる場合は、古い住所から新しい住所へ自動で案内する設定(301リダイレクト)をして長く残しておけば、これまでの検索での評価を引き継ぎやすくなります。ただし、リニューアルした直後は、検索の順位が一時的に変わることがあります。リニューアルを頼むときは、この設定をしてもらえるか確認しましょう。検索で出てこないときの見直し方は、「自社のホームページが検索で出てこないときに見直す3つのポイント」で紹介しています。
参考:Google検索セントラル「サイト・ホームページ移行について」(2026年11月確認) https://developers.google.com/search/docs/crawling-indexing/site-move-with-url-changes?hl=ja
Rabeeは、更新しやすい管理画面の設計からホームページのリニューアルまで手がけるWeb制作会社です。 自分で更新できない原因が分からない段階でも、ぜひご相談ください。更新したい箇所の書き出しから、一緒に考えます。
自分たちで更新できるホームページを、一緒に考えませんか
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